県設定産地交付金・地域設定産地交付金

県設定産地交付金

新規需要米生産性向上等の取組への加算

新規需要米の作付けに当たって、コスト低減や作業の効率化等に取り組んだ農業者に対して配分します。

対象作物 飼料用米、米粉用米、WCS用稲、新市場開拓用米(飼料用米・米粉用米を除く、内外の米の新市場の開拓を図ると判断される用途に供される米)
  • 新市場開拓用米については、令和4年産における水田リノベーション事業採択分の面積は、本加算対象外となります。
交付単価 5,000円以内/10a
取組条件の詳細

次のうちいずれか1つに取り組めば加算の対象とします。
次の確認書類等により交付申請者の取組を確認するほか、必要に応じて適宜、各地域農業再生協議会において、客観的な説明を求めて確認します。

コスト削減の取組
取組条件 具体的内容 確認書類等
温湯種子消毒

水稲種子の温湯種子消毒(60度・10分等)を行う。
温湯種子消毒した種子又は温湯種子消毒した種子を使用した苗を購入し使用する。

確認書類等

  • 作業日誌
  • 温湯種子・苗を購入した場合は、購入伝票
堆肥施用

堆肥を投入し、堆肥から供給される肥料成分を勘案した施肥設計を行うことで、化学肥料の施用量を低減する。
堆肥:排泄物などに植物性の副資材を混合し、堆積発酵させたもの・乾燥鶏ふん・乾燥牛糞・乾燥豚ぷん等。地力増進法において土壌改良資材には含まれず肥料に分類されている骨粉、魚カス、ダイズカス、ナタネカス等は含まない。

確認書類等

  • 作業日誌
  • 購入伝票
側条施肥

田植作業と同時に稲の株元に集中的に肥料を施用する。

確認書類等

  • 作業日誌
  • 作業写真
低成分肥料施肥

土壌診断に基づく低成分肥料(窒素成分よりもリン成分及びカリ成分の低い肥料)を利用する。

確認書類等

  • 作業日誌
  • 診断結果
  • 購入伝票
流し込み施肥

追肥として、肥料をかんがい水と一緒に流し込む。

確認書類等

  • 作業日誌
  • 購入伝票
疎植栽培

50株/坪以下(株間22cm以上)で田植えする。

確認書類等

  • 作業日誌
  • 栽培写真
立毛乾燥

通常の刈取時期に刈り取らず、立毛状態のまま自然に乾燥させる。乾燥期間の目安は、成熟期から1週間以上。
成熟期の目安
あきたこまち:出穂後30〜35日
コシヒカリ:出穂後35〜40日

確認書類等

  • 作業日誌
不耕起田植技術

耕起・代かきをしないでディスクで作溝しながら移植する。

確認書類等

  • 作業日誌
  • 作業写真
フレコン出荷(自家利用でのフレコン管理含む)

計量器を伴う大容量によるフレコン出荷を行う。
自家利用での作業の効率化のためフレコンでの管理を行う。

確認書類等

  • 作業日誌
  • 出荷伝票
作業の効率化
取組条件 具体的内容 確認書類等
連坦化

概ね2ha以上の連坦団地で対象作物の作付けを行う。

確認書類等

  • 作業日誌
  • 圃場位置図
共同乾燥調製施設(CE・RC)の活用

品質の均一性及び作業の効率化を図るため、共同乾燥調製施設を活用する。

確認書類等

  • 使用料の明細
人・農地プランに掲げられた担い手(農地の集積)

各地域における農業の担い手であり、かつ、農地を集積している。

確認書類等

  • 人・農地プラン
  • 営農計画書
組織的な取組
取組条件 具体的内容 確認書類等
集落営農

代表者等を定めた規約を作成し、対象作物について共同販売経理を行う。

確認書類等

  • 規約(写)
  • 通帳(写)
生産組合

農業用施設及び機械の共同利用により作業の効率化を行っている販売権を有した組合員であること。

確認書類等

  • 規約(写)
  • 組合員名簿
WCS用稲専用品種の導入
取組条件 具体的内容 確認書類等
WCS用稲専用品種の導入

稲発酵粗飼料生産・給与技術マニュアル(令和2年3月)及び令和4年播種用飼料用イネの栽培と品種特性掲載品種
うしゆたか、クサホナミ、タチアオバ、たちあやか、 たちじょうぶ、たちすずか、たちはやて、べこあおば、 べこごのみ、ホシアオバ、ミナミユタカ、モグモグあおば、モミロマン、リーフスター、ルリアオバ、夢あおば、つきすずか、つきことか、きたげんき、つきはやか、つきあやか

確認書類等

  • 購入伝票
  • 自家用種子の場合は、増殖実績が分かる書類及び導入当初の種子の購入伝票

加工用米の複数年契約の取組への加算

加工用米の作付けに当たって、次の要件を満たす農業者の3年以上の複数年の販売契約に対して配分します。

契約主体:生産者と集出荷団体(又は実需者)
契約内容:複数年契約の期間における各年産の契約数量契約不履行に対する違約条項

対象作物 加工用米
交付単価 6,000円以内/10a

園芸作物等転換加算

経営体ごとにみて、前年産より水稲(主食用米、飼料用米、米粉用米、新市場開拓用米、WSC 用稲、加工用米)の合計面積が減少し、かつ、次の園芸作物等の面積が拡大した農業者に対して、水稲の減少面積を上限としたうえで、園芸作物等の拡大面積に応じて配分します。

対象作物 かんしょ、レタス、ねぎ、トマト、はくさい、れんこん、キャベツ、タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、地域特認作物
交付単価 25,000円以内/10a

地域特認作物は、各地域農業再生協議会の要望を踏まえ、県の水田フル活用ビジョンで設定します。
対象者:認定農業者、集落営農、認定新規就農者のうちいずれかの担い手

各メニューの所要額が予算を上回る場合は、交付単価を減額します。

基本的運用部分の配分

各種取組に応じて国から県へ配分される基本的運用部分については以下のとおり配分します。

飼料用米・米粉用米の複数年契約の取組(令和2年・3年からの継続分のみ)

飼料用米・米粉用米の作付けに当たって、次の要件を満たす3年以上の複数年の販売契約に取り組んだ農業者に対して、取組面積に応じて6,000円/10aを配分します。なお、令和4年度からの新規取組は対象外となります。
契約主体:集出荷団体(又は生産者)と実需者(又は実需者団体)
契約内容:複数年契約の期間における各年産の契約数量、販売価格又は販売価格の設定方法、契約不履行に対する違約条項
また、飼料用米の作付けに当たっては、生産性向上等の取組のうちいずれか1つに取り組むことが必要です。

新市場開拓用米の複数年契約の取組(令和4年産からの新規取組分のみ)

内外の新市場の開拓を図る米穀(輸出用米等)の作付けに当たって、次の要件を満たす3年以上の複数年の販売契約に取り組んだ農業者に対して、取組面積に応じて 10,000円/10aを配分します。
なお、本支援は、複数年契約初年度である令和4年度の取組に対する支援であり、契約期間中毎年度の継続支援を約束するものではありません。
契約主体:令和4年産から新たに締結された生産者(生産者団体を含む)と需要者
契約内容:複数年契約の期間における各年産の契約数量(※複数年契約期間中の契約数量が維持又は増加するものであること)、販売価格又は販売価格の設定方法、契約不履行に対する違約条項

そば・なたねの作付けの取組(基幹作のみ)

そば・なたねを作付けた農業者に対して、作付面積に応じて20,000円/10aを配分します。

新市場開拓用米の作付けの取組(基幹作のみ)

内外の新市場の開拓を図る米穀(輸出用米等)を作付けた農業者に対して、作付面積に応じて20,000円/10aを配分します。

地力増進作物の作付けの取組(基幹作のみ)

有機栽培や高収益作物等への転換に向けた土づくりの取組(土づくりの取組:セスバニア、ヘアリーベッチ、ソルガムなどの作付)を行う農業者に対して、地域の取組に応じて、20,000円/10aを配分します。

要件

「水田収益力強化ビジョン」に地力増進作物の活用目的等を位置付けた地域協議会ごとにみて、以下のいずれの小さい方の面積に応じて配分する。

  • 水稲作付面積(新市場開拓用米、加工用米除く)の前年度からの減少分
  • 地力増進作物作付面積(基幹作)の前年度からの増加分

地域設定産地交付金

各地域農業再生協議会の裁量により、地域の作付の現状や課題に応じて、新規需要米や高収益作物等への支援を設定します。