Ⅱ 2 農業共済

農業共済

経営所得安定対策等の対象作物について、自然災害リスクをカバーしたい方には、農作物共済畑作物共済があります。

対象品目

農作物共済

水稲、陸稲、麦

畑作物共済

ばれいしょ、大豆、てん菜、そば
小豆、いんげん、さとうきび、茶(一番茶)、スイートコーン、たまねぎ、かぼちゃ、ホップ、蚕繭も対象に含みます。

このほか、果樹共済、家畜共済、園芸施設共済があります。

補償対象となる事故

風水害、干害、冷害、雪害等の自然災害、火災、病虫害及び鳥獣害

補償期間

移植期(直播の場合は発芽期)から収穫期

補償内容

主なメニュー(以下のメニューから、農業者が選択できます。)
品目ごとに選択できるメニューが異なります。

全相殺方式 農業者ごとに、収穫量が9割(そばは8割)を下回った場合
半相殺方式 農業者ごとに、収穫量が8割を下回った場合
地域インデックス方式 農業者ごとに、補償対象となる事故が発生した場合であって、統計データによる収穫量が9割を下回った場合
災害収入共済方式 農業者ごとに、収穫量が減少した場合であって、生産金額が9割を下回った場合
一筆方式
(本年限りで廃止)
ほ場ごとに、収穫量が7割を下回った場合
  • 水稲、陸稲及び麦においては、加入者の選択により、ほ場ごとに一定以上の被害が見込まれる場合に共済金を受け取れる特約を追加することができます。(一筆半損特例)
  • 危険段階別共済掛金率により、掛金は農業者ごとの共済金の受取実績に応じて決定され、共済金の受取りが少ない農業者の掛金は段階的に下がっていきます。
試算例(10a当たり)
水稲(全相殺方式)
農業者が支払う共済掛金 573円
収穫量が50%減少した場合に支払われる共済金 3.6万円
収穫量が皆無になった場合に支払われる共済金 8.1万円
麦(災害収入共済方式)
農業者が支払う共済掛金 1,865円
収穫量が50%減少した場合に支払われる共済金 2.3万円
収穫量が皆無になった場合に支払われる共済金 5.3万円
大豆(全相殺方式)
農業者が支払う共済掛金 1,731円
収穫量が50%減少した場合に支払われる共済金 1.9万円
収穫量が皆無になった場合に支払われる共済金 4.3万円

掛金の原則50%(大豆は55%)を国が補助します。上記「農業者が支払う共済掛金」は、国が補助した後の農業者の実負担額です。

収穫後の自然災害等への備えとして

令和元年度は台風・大雨による災害で、収穫後に倉庫に保管していた農産物が浸水し、大きな被害が生じました。こうした被災に備えて以下のような保険に加入することが重要です。

  • 収入を補償…収入保険
  • 財産を補償…農業共済組合の保管中農産物保証共済または建物共済(収容農産物補償特約)、民間保険会社の事業者向けの火災保険等

農業共済について、くわしくはお近くの農業共済組合までお問い合わせください。