11 対策の加入申請・交付手続き

対策の加入申請と交付手続きは、以下の流れで進めてください。

「交付申請書」と「営農計画書」を提出してください

交付金を受けるためには、「交付申請書」と「営農計画書」を、令和7年6月30日まで最寄りの地域農業再生協議会(市町村、JA等)又は国(地方農政局、県域拠点等)へ提出する必要があります。

交付申請に関する誓約事項・個人情報の取扱いの確認

交付申請を行う方は、立入調査、交付金の返還に関する事項を記載した「経営所得安定対策等交付金の交付申請に関する誓約事項」を確認してください。誓約事項に違反した場合は、交付金の返還など、厳正な措置が執られます。

また、「個人情報の取扱い」についても確認していただき、交付申請書の「個人情報の取扱い」欄の「同意する」に○を付けていただくことで、申請書等の内容を皆様に確認していただく手間が減ります。

交付申請書の記載例

申請者の押印は不要です。

様式第1号(表面)
交付申請書の記載例
様式第1号(裏面)
交付申請書の記載例

営農計画書の記載例

様式第2号(左面)
営農計画書の記載例
様式第2号(右面)
営農計画書の記載例

交付申請書に添付して提出する書類

交付対象者であることが確認できる書類
  • 認定農業者は、農業経営改善計画認定書の写し
  • 認定新規就農者は、青年等就農計画認定書の写し
  • 特定農業法人又は特定農業団体は、特定農用地利用規程認定書の写し及び当該特定農用地利用規程の写し
  • 集落営農は、規約の写し、構成員名簿の写し、共同販売経理を確認できる書類(通帳の写し等)、総会資料の写し(決算書類など)

前年度に加入されている方で、確認書類に変更がない場合は、書類の添付を省略することができます。(新規・変更がある場合は提出が必要です。)
交付申請書の提出後に、交付申請者が死亡した場合や集落営農が法人化するなどの場合には、交付金の交付を受けるための手続を承継するための書類を作成する必要がありますので、最寄りの地方農政局等にお問い合わせください。

その他

以下に該当する方は、書類が必要です。

  • 初めて経営所得安定対策等の交付金を申請する方
  • これまでの交付金の振込口座を変更する方
    「経営所得安定対策等交付金振込口座届出書兼口座名義人に対する委任状(様式第3号)」または「振込口座の通帳表紙裏ページの写し等の口座情報が確認できる書類」を提出してください。
  • ブロックローテーション等、地域の営農上の理由で、交付金を本人名義以外の口座で受領する必要がある方
    「経営所得安定対策等交付金振込口座届出書兼口座名義人に対する委任状」を提出してください。

前年度に加入されている方で、確認書類に変更がない場合は、書類の添付を省略することができます(新規・変更がある場合は提出が必要です)。
交付申請書の提出後に、交付申請者が死亡した場合や集落営農が法人化する等の場合には、交付金の交付を受けるための手続を承継するための書類を作成する必要がありますので、最寄りの地方農政局等にお問い合わせください。

交付申請の重要性について

申請主義
  • ルールにのっとって申請しない限り、権利を得ることができないということです。
  • 原則、過去に遡って利益を得ることができないため、申請が遅れてしまうと本来得られるはずの利益を得ることができないことになります。
  • 権利がある場合にその権利を行使するかしないかは本人の自由です。

経営所得安定対策等の交付金を受け取りたい方は、経営所得安定対策等実施要綱等に基づき、交付対象者であることをご確認した上で農業者ご自身の責任において交付申請を行ってください。

提出期限の遵守

経営所得安定対策等の交付金の交付を受けようとする農業者は、交付申請書等の提出書類を作成した上で経営所得安定対策等実施要綱等で定められた期日までに必ず提出してください。
提出期日を過ぎてしまった場合、他の農業者の交付手続きまで遅れてしまい、交付金を円滑に交付することができなくなってしまいます。
決められた期日までに交付申請書等を提出されない農業者の方には、交付金を交付することができない場合がありますので、提出期日は必ずお守りください。

環境と調和のとれた農業生産の実施状況に係る点検シート

農林水産省の各種補助事業等で導入されている「環境負荷低減のクロスコンプライアンス」(愛称:みどりチェック)では、各事業の要件として、環境にやさしい農業のための最低限の取組を実施していただくこととなりました。これに伴い、経営所得安定対策等においても、みどりチェックで使用するチェックシートに準じる形で「環境と調和のとれた農業生産の実施状況に係る点検シート」の見直しを行いました。
「環境と調和のとれた農業生産の実施状況に係る点検シート」の内容を良くご覧になり、過去1年間の農業生産で各取組を実践した方は、以下の点検シートと交付申請書(様式第1号A)のチェック欄にチェックを付け、取組状況を報告してください。各取組を実践していない方は、交付金を受け取ることができませんので必ず実践しましょう。