お知らせ

令和3年産米の生産数量目標に相当する数値等について

2020年12月11日

令和3年産米の全国の主食用米生産量の見通し

国は、令和2年11月5日(金)に公表した「米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針」において、令和3年産における主食用米等生産量の見通しを、令和4年6月末の民間在庫量が令和2年6月末の民間在庫量(200万トン)を超えない水準となる693万トンと設定しました。

全国の主食用米等生産量の見通し

(単位: 万トン)

平成28年743
平成29年735
平成30年735
令和元年718〜726
令和2年709〜717
令和3年693
  • 平成29年までは生産数量目標

本県の生産数量目標に相当する数値について

本県の生産数量目標に相当する数値(以下、目安)の算出方法

本県の目安は、全国の主食用米等生産量の見通しの693万トンに、過去5年間(平成27年〜令和元年産)の全国の需要実績に対する本県のシェアを乗じた数量を基本としています。
また、令和3年産米の目安を茨城県の平年収量(524kg/10a)で除し、面積換算値を設定します。

目安の算出に用いる本県のシェアの考え方

平成27年〜令和元年産においては、国が生産数量目標の算出に用いてきた固定シェア4.49%により算出してきました。しかし、直近5年間の需要実績に基づくシェア(平成27年〜令和元年の平均:4.82%)と乖離があることから、この差を令和2〜6年産までの5年間で段階的に補正することとしており、令和3年産においては、4.63%を目安の算出に用いることとします。

本県実績シェア

4.82%

平成27年〜令和元年本県の需要実績の平均値357,733トン / 平成27年〜令和元年全国の需要実績の平均値7,416,909トン×100

令和3年補正分シェア

0.07%

(本県実績シェア4.82%-前年度の算出シェア4.56%) / シェア補正残り年数4年

本県の令和3年産米の目安

320,859トン

全国の主食用米等生産量の見通し693万トン×4.63%

区分令和3年産米令和2年産米
全国693万トン709〜717万トン
茨城県320,859トン (61,233ha)322,848トン (61,612ha)
  • 対前年増減 ▲1,989トン(▲379ha)
  • 対前年比 99.4%
(参考)需要実績の考え方

くわしくは、PDF資料をご覧ください。

(参考)算出に用いる本県シェアについて

くわしくは、PDF資料をご覧ください。

市町村の目安について

県全体の令和3年産米の目安の減少量1,989トンのうち、1/2については市町村ごとの令和2年産米の目安に応じて按分し、残りの1/2については市町村ごとの田本地面積に対する目安(面積換算値)の割合を平準化するため傾斜配分とします。それぞれの市町村の減少量を令和2年産米の目安から差し引き、令和3年産米の目安を設定します。
また、市町村の令和2年産の目安を当該市町村の令和2年産米の基準単収(平成25年〜令和元年の7カ年における市町村別収量を基に補正した収量)で除し、面積換算値を設定します。

(参考)市町村の目安の配分の考え方

くわしくは、PDF資料をご覧ください。

新規需要米等生産目標について

各市町村の水田台帳面積の合計から、本県の目安を差し引き、水田で作付する「新規需要米」「加工用米」「麦・大豆」「野菜・果実」等の生産目標として、本県の「新規需要米等生産目標」を設定します。
また、各市町村の水田台帳面積から、当該市町村の目安を差し引き、市町村ごとの「新規需要米等生産目標」を設定します。

各地域農業再生協議会への通知について

  • (1)各地域農業再生協議会長に対しては、県農業再生協議会長から通知します。
  • (2)各市町村長に対しては、県農林水産部長から(1)の写しを送付します。
  • (3)各JA代表理事組合長に対しては、JA茨城県中央会長から(1)の写しを送付します。

令和3年産米の市町村別生産数量目標に相当する数値等

くわしくは、PDF資料をご覧ください。

関連資料ダウンロード

「令和3年産米の生産数量目標に相当する数値等について」PDF資料