
令和7年産では、前年の米不足の影響で米価が著しく高騰しました。本県を始め、全国的に飼料用米等から主食用米への回帰が大幅に進んだ結果、令和8年の6月期末在庫量は200万トンを超えると見込まれており、今後の米価は極めて不透明な情勢です。
本県は米の主産県として、消費者に米を安定的に供給していく必要があります。一方、需給緩和に備えて、今後も需要が見込まれる麦や大豆、野菜等の高収益作物への転換、輸出用米等の新規需要米等の産地化を見据えた取組も重要です。農家の皆さまには、水田経営全体での所得確保に向け、引き続き作付転換にご協力をお願いします。
米の消費は今後減少していきます
人口減少により、中長期的には、国内における米の消費量は減少していきます。輸出用米等、海外の販路を開拓する取組も重要です。

出典 農林水産省 食料需給表
作付転換を推進しています
県内に実証ほを設置し、加工・業務用野菜、子実用とうもろこし等、高収益作物の導入を推進しています。
また、高収益作物等の作付けが難しい湿田では、主食用米から輸出用米などの新規需要米、加工用米等への転換を推進しています。

価格は需要(消費)と供給(生産)に左右されます
米価には、在庫量が影響します。
過去の推移から、在庫量が200万トンを超えると、米価は下落する傾向にあります。
令和8、9年の民間在庫は、200万トンを大きく超える見通しになっています。

出典:農林水産省「米をめぐる状況」
※相対取引価格は、当該年産の出回りから翌年10月までの通年平均価格(運賃、包装代、消費税相当額を含む。)

今こそ需要に応じた生産が重要です。