5 新市場開拓に向けた水田リノベーション事業

令和2年度第3次補正予算額:290億円

水田農業を輸出や加工品原材料等の新たな需要拡大が期待される作物を生産する農業へと刷新(リノベーション)するため、水田リノベーション産地・実需協働プランに基づいた以下の取組を支援します。

水田リノベーション産地・実需協働プランとは、産地と実需者が連携し、新市場開拓用米や加工用米、高収益作物(野菜等)、麦・大豆について、新たな需要拡大のために必要な生産対策や需要の創出・拡大に係る取組内容、目標等を盛り込んだ計画です。

実需者ニーズに応えるための低コスト生産等の取組支援

支援内容

プランに参画する農業者が、実需者ニーズに応じた価格・品質等に対応するために必要となる低コスト生産等(対象となる取組メニュー参照)に取り組む場合に、取組面積に応じて支援します。

交付単価

4万円/10a

対象者

水田において対象作物を生産する販売農家・集落営農

対象作物

令和3年産(基幹作)の新市場開拓用米、加工用米、高収益作物(野菜等)、麦・大豆

対象となる取組メニュー

品目ごとに3つ以上選択してください。

新市場開拓用米、加工用米
  • 直播栽培
  • 疎植栽培
  • 高密度播種育苗栽培
  • プール育苗
  • 温湯種子消毒
  • 効率的な移植栽培
  • 作期分散
  • 土壌診断等を踏まえた施肥・土づくり
  • 効率的な施肥
  • 効率的な農薬処理
  • 化学肥料の使用量削減
  • 化学農薬の使用量削減
  • 多収品種の導入
  • 農業機械の共同利用
  • スマート農業機器の活用
麦(輸出向け又は加工向け)
  • 融雪促進
  • 新たに導入した品種に応じた栽培管理
  • ふく土・踏圧
  • 難防除雑草対策
  • 生育予測システムを活用した開花期・収穫期予測
  • 効率的・効果的な施肥
  • 重要病害虫の防除
  • 排水対策管理
  • 農業機械の共同利用
  • スマート農業機器の活用
大豆(輸出向け又は加工向け)
  • 大豆300A技術
  • 難防除雑草対策
  • 土壌診断等を踏まえた施肥・土づくり
  • 新品種の導入
  • 効率的な施肥
  • 均平作業(傾斜均平)
  • 摘心栽培
  • 畝間冠水
  • 団地化の推進
  • 化学肥料の使用量削減
  • 化学農薬の使用量削減
  • 排水対策
  • 農業機械の共同利用
  • スマート農業機器の活用
高収益作物(輸出向け又は加工向け)
  • 生物農薬の活用
  • 農薬によらない病害虫対策
  • 農薬によらない土壌消毒
  • 農薬のドリフト対策
  • 化学肥料の使用量削減
  • 化学農薬の使用量削減
  • 土壌診断等を踏まえた施肥・土づくり
  • 新品種の導入
  • 排水対策
  • 農業機械の共同利用
  • スマート農業機器の活用

支援の対象となった水田の面積は、令和3年度の水田活用の直接支払交付金の戦略作物助成 (加工用米:2万円/10a、麦・大豆:3.5万円/10a)及び都道府県に対する産地交付金の取組に応じた追加配分 (新市場開拓用米:2万円/10a)の対象面積から除きます
本事業は、農業経営基盤強化準備金制度の対象ではありません。

需要の創出・拡大のための機械・施設の整備支援

支援内容

プランに参画する実需者が、輸出等の需要に応じた加工品の生産体制の強化や国産原材料への切替えのために必要となる機械・施設の整備を支援します。

補助率

1/2以内

対象施設等

輸出向けパックご飯の製造ライン増設、冷凍野菜製造ラインを国産野菜仕様に切り替える改修、輸出向け集荷・貯蔵施設の整備等

本事業は、申請内容を踏まえて審査し、予算の範囲内で補助対象者が決定される補助事業です。