米の需給に関する情報

需要に応じた米生産に係る基本指針

2020年12月6日

平成30年産から行政による生産数量目標の配分が廃止され、本県では生産数量目標に相当する数値を設定し、その達成に向け取り組んできました。
しかしながら、近年、米価が安定しており、今後もこの傾向が続くと考える生産者が多いことや、飼料用米が多収品種でも収量が伸びていないなどの影響により、飼料用米から主食用米に作付を戻す動きがみられることから、水稲農家の所得の確保と経営安定のため、引き続き、需要に応じた米生産を着実に進めます。

需要に応じた生産の必要性の周知

需給と価格の安定のためには、生産者の経営形態や規模にかかわらず、需要に応じた生産が必要であることを周知します。

  • 飼料用米作付者に対する作付意向の確認
  • 水田農業の担い手(認定農業者、集落営農、認定新規就農者)への周知
  • マスコミ・広報誌、研修会等あらゆる機会を通じた周知
  • 農産物検査機関(集荷業者)を通じた生産者に対する周知
  • 農業者と接するJAの担い手担当職員(TAC)や窓口職員等への周知

地域の実態に応じた水田フル活用の推進

地域の作付状況や抱える課題、中食・外食など業務需要の増加を踏まえ、水田でどのような作物をどれだけ生産していくのか水田フル活用ビジョンを策定し、関係団体と推進します。

  • 飼料用米については、実需者からの安定供給の要請及び米価の安定傾向が続いていることによる作付面積の減少を抑えるため、複数年契約の締結を推進
  • 加工用米及び輸出用米については、産地交付金による支援内容の周知等により、引き続き、作付拡大を推進
  • 高収益作物の導入・定着を図り、主食用米からの転換を推進するため、県のみならず市町村やJA等と連携して水田における高収益化等へ取り組み、地域の水田のフル活用を推進

生産性向上による所得の確保

多収品種の導入や多肥栽培による収量の確保、育苗・田植作業や施肥管理におけるコスト削減技術の導入、規模拡大などより生産性の向上を図ります。

  • 国、県、市町村の助成制度を最大限に活用した多収品種の作付拡大
  • 飼料用米の収量確保のため、多収品種の栽培ごよみの配布や実証ほの設置を通じた、適正な施肥等の技術指導
  • 流し込み施肥や直は栽培などコスト低減技術の普及
  • 作型が異なる多収品種の導入による作期分散や農地中間管理事業を活用した農地の集積・集約化による規模拡大

需要に応じた米の生産・販売の推進に関する要領・要綱

  • 需要に応じた米の生産・販売の推進に関する要領

など、需要に応じた米の生産・販売の推進に関する要領・要綱は、農林水産省のホームページからダウンロードできます。

米政策関連 (農林水産省)